本業のお勉強
最近はスタジオオープンに向けて雑事に追われるする日々ですが
本業は経営者ではなく、
ピラティスインストラクター!!!
今日はお勉強のために久しぶりにフランクリンメソッドのワークショップに参加してきました。
すこし小難しい話になります。
ご興味ある方や、眠気を誘発させたいかたはこのままどうぞ。
フランクリンメソッド・・・
私もまだ理解が浅い部分がありますが、こんな風に解釈しています。
機能解剖学(知識)を、ワーク(エクササイズよりもう少し簡単なもの)に落とし込み、身体感覚を向上させる。
語彙力…。
おそらくもっと深いものだと思います!!
とにかく、毎回受けると『なぜそうなるのか?』の部分が明確になります。
そしてからだの動きが深まる。
ワークショップだけど必ず毎回からだの気づきがあります。
それも、おそらくピラティスの動きを構築する以前のもっともっと細かい土台の動き。
(動きになるまでの動きとでもいいましょうか!)
これが安定します。
そして、いつもワークを受けていると身体の感覚が3Dに立体的になっていくのです。
とても面白い!
今日は少しアウトプットがてら書いていきます。
私の受けている先生はいつもこの絵をかいてくださいます。
あ、一応人間を描いています。美術もやってました!汗
わりとmindからのアプローチ法も重きを置かれています。
なにせ比喩表現がわかりやすい!
ピラティスエクササイズでこう説明したいけど、どうすれば伝わるかなぁという
イントラが陥りがちなクライアントとの解釈の乖離を埋めてくれる素晴らしいメソッドだと思うのです!!
例えば、『解剖学の知識』を全てわかっている博士が、より良く『美しく動けるか』と言われればそうとも限らないということは想像がつくはず。
それはなぜかというと身体には感覚のセンサーが沢山あって(固有受容器とかいいます。皮膚に触られたらわかるのはこれがあるから。あとは筋肉の中や靭帯にもたくさんあります。)これらは“触れる"ことや、"動かす"ことで脳へ届き、ここが触られてる。や、この関節はここまで動く。この筋肉は…と。
脳の中で身体の運動が処理されます。
決して沢山勉強して脳の中だけで知識を溜め込んでも、bodyにある感覚受容器と繋げないと意味がないということ。
こういうの、見たことありませんか?
体性感覚野とか言ったりしますが
簡単にいうと脳の中で身体のどの部分のセンサーがactiveになっているかをMAPに表したもの。
これは運動野の絵なのでやはり右手の親指や口、目が大きくて
ずっとスマホをいじったり食べたりしている人なのかな、という予測ができます。
そして今日知ったのはこのMAPはやはり変わるそうなのです!!!
筋肉や身体は使わないと脳が忘れていくんだそうです。
この人はあまり歩かないのか、足が小さいですね。
自分の脳内マップはどうなってるんだろう、と想像してしまいました。
例えば一日中座りぱなしを続けていると
股関節はずっと曲がっていて、膝も曲がっていて、腰は丸まっていることが自分の身体だと。
脳がそういうふうに解釈し始めるのだそうです。恐ろしいですよね。
逆に考えれば動かせばまた受容器は活動するということで
先生は、『自分の手で触れながら動く』ことが大事だとおっしゃってました。
この固有受容器は手や足の裏に沢山存在します。
こういった経験ありませんか?
歩いていて、靴の中に小石が入ったみたいです。歩くたびに足裏に小石が当たって煩わしく、靴を脱いでみたのですが、思ったよりも小さな小石でびっくりした。
頭の中で思い描いていた小石と実際の大きさの違いに驚いたことのあるかた、いませんか?
これがセンサーの正体です。
なので足裏を沢山触ったり、手で触れて身体を動かすのは大切なんだそうです。
内容はもっとボリューミーで他にもたくさんあったのですが、ご興味のあるかたはフラクランメソッドのWS受けてみてください。
なかなかこういう仕事でもしていないとマニアックすぎて、意味不明かもしれませんが。笑
私はフランクリンメソッドの講師ではないのでこの知識をドヤッと皆さんにお披露目したいわけではなく、これをどうピラティスに落とし込んで、皆さんにピラティスをもっと楽しんでもらえるか、こころや身体に興味を持って学び、人生をより良くしていっていただけるかが、わたしの仕事だと思っています。
また楽しみだなぁ、フランクリンメソッド!
寝たかったけど逆に目が覚めちゃったかた!ごめんナサイ。
こういう仕事向いているかもですね!!^^
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