マインドフルネスとの出会い
これも前職から続く習慣で、
マインドフルネス瞑想をたまにしている。
出会いは2017年頃だろうか、興味があり京都のお寺で座禅体験をしにいった。
30分ほどを2回に分けておこなった。
その時は足が痺れてただただつらくて。笑
座禅もマインドフルネスの意味もわからず敗北感をおぼえながら帰ったものだ。
その後会社の研修でネルケ無方さんという住職さんが来てくださり
"ただ坐る"研修をしてくださった。
事前に色々と禅について説明してくださったのだが、その時まだ無知な私はあまり記憶がない。
ただひとつだけ、印象的だったのは
『ただ、座って何ななるのか?』と、もしかしたら誰かが質問したのかもしれない。
"何かを求めること、それ自体が禅ではありません。"
"『何も得られない。ただ坐る。』それが答えです。"
と答えられた。
!!!!
頭に電気が走るようだった!
何も得られないの?!
こんなに座るのに?
今では恥ずかしいがそんな浅はかな思いだった。
戸惑いをおぼえながらも、心意気でそれから40分の座禅を全員で行った。
ただ坐る。それだけを意識した。
不思議と痺れは起こらなかった。
というよりも、起こさなかった。
脳の回路がいつも通り、ある一定の時間以上座ると痺れを起こす。
神経が麻痺することで身体が悲鳴を上げているのだが、、私はそれを拒否した。
自分の身体に、脳に新しい指令を出した。
わたしはこの"ただ坐る"ことの境地を味わいたい。なので痺れはもう要りません。と。
すると不思議
痺れはスーッと消えてなくなった。
ネルケ無方さんのお話には続きがあって、
"私たち現代人は何かを求めすぎている。
これをしたらこうなる。
あれをしたらどうなると
常に見返りを求めている" と。
ただ坐ることになんの意味があるのか。
何もない。
ただ坐る。それだけ。
そのシンプルさがすごく心地よかったのをおぼえてる。
そこから座禅、マインドフルネスが大好きになったのでした。
つづく
0コメント